
【先輩ママに学ぶ】子連れ国内旅行の計画の進め方(0~2歳向け)
子連れ旅行は夫婦2人の旅行とは違い、事前に入念な準備が必要です。
前回は持ち物リストをご紹介させていただきましたが、今回はもう少し踏み入れてママ目線+旅行会社目線で少しでもスムーズに進められる旅行計画についてご案内します。
宿泊施設の選び方
まず重要なのが宿泊先選びです。行先は決まったものの、宿泊施設はどうしよう。たくさんありすぎて困ってしまう…。どこから選べばよいかわからない…。そういう方が多いと思います。
そこでご紹介したいのが『ミキハウス子育て総研 ウェルカムベビーの宿』です。
子供服でお馴染みのミキハウス「三起商行株式会社」のグループ企業にあたる「ミキハウス子育て総研株式会社」より、子連れファミリーが安心して滞在できる宿泊施設をご案内しているサイトです。
キッズルームやオムツ用ごみ箱などが備えてあったり、お部屋のテーブルコーナーガードが設置されていたりと、お子様もパパママも安心して泊まることができるような宿泊施設が紹介されています。
詳しくはホームページをご覧いただけたらと思います。
実際筆者も生後3ヶ月の娘を連れて初めて国内旅行に行った際も、こちらから宿泊施設を探して、安心できて思い出に残る初ファミリー旅行となりました!
皆さんもよろしければ是非ご覧ください。気になる宿泊先がきっと見つかるはずですよ。
移動手段のあれこれ
国内旅行といっても移動手段は主に飛行機、電車、自家用車があります。そこで、それぞれの移動手段において子連れ旅行におけるポイントをご案内します。
飛行機
遠方へのご旅行の際は短時間で移動ができる飛行機が便利です。とはいえ、飛行機は赤ちゃんが泣いたり騒いだりした時に逃げ場がありません。また泣いている赤ちゃんを抱っこして機内を移動するのもなかなかできません。そのため万全な対策をいくつかご紹介します。
・子どもにもよるが、飛行機移動は3時間程度までがおすすめ。
・ANAでは国内線でもベビー用ベッド(バシネット)が設置されている機材もあるが、使用できる座席が決まっており、必ずしも予約ができるとは限らず、身長体重制限もある。とはいえ、バシネットで寝てくれたらパパママの手が空くので、とても楽。
・子どもは耳ぬきができないため、離着陸時には授乳するか何か飲み物を飲ませる。
離陸時に上手にできないとフライト中ずっと泣いてしまうことも…。
電車(新幹線、長距離電車)
飛行機や自家用車か悩んでしまう距離へご旅行の際は電車(新幹線、長距離電車)がおすすめ。ハンドルキーパーが必要なく疲れず家族全員ゆったり過ごせるはず。ただ他のお客様もいらっしゃるので、周りもしっかり見ることが大事です。
・電車好きなお子様であればそれだけで喜んでくれる。
・乗り換えや駅構内移動時に迷子にならないようベビーカーor抱っこ紐に乗せるか、必ず手は繋ぐ。
・座席は多目的室近くやデッキに出られるよう出入り口に近い座席を予約する。更に窓側にすると色々な景色を楽しめて◎。
飛行機、電車共通
・ぐずった時用に、初めて(←ここ重要です!)お子様に渡す音の出ないおもちゃと、こぼしにくいお菓子(月齢による)を準備する。
・移動時間をお昼寝に合わせる。
自家用車
車は周りを気にせずに、お子様のタイミングで移動することができます。しかし渋滞に巻き込まれる等で予定通りに目的地へ到着出来ないこともあります。余裕を持ってスケジュールを組んでおくと安心です。
・チャイルドシートは蒸れ、特に夏は暑いのでサンシェードを持っていくのがおすすめ。
・休憩をこまめにとることを意識する。運転手であるパパママの疲れを軽減するのもそうですが、狭い車内ではお子様も飽きてきたりおむつ替えや授乳もあったりするので、タイミングを見て多めに休憩をとるのが〇。
・他の移動手段に比べ荷物が増えても問題なし。必要か迷ったら持参を。
・お子様の好きな童謡やテレビの曲をBGMにすると家族全員で盛り上がることができるので、音楽やDVDの準備をしていくとより楽しめる。
授乳室、オムツ替えスポットの探し方
旅行中も気になってしまう、お子様の授乳室、オムツ替えスポット。宿泊施設や目的地のホームページや電話で確認するのが最も確実です!
その他の方法としては、アプリの「ママパパマップ」「Baby map―子どもとお出かけするならー」が便利で、普段のお出かけでも大変頼りになります。
筆者は実際に「ママパパマップ」を利用していたのですが、グーグルマップ上に授乳室、オムツ替えスポットが表示されており、外出の際は事前に必ず確認していました。
全国のパパママが投稿し、「ここの授乳室にはこんなものが置いてあった」「ここのオムツ替えスポットはとてもきれい」等の口コミと共に写真が掲載されている場合もあります。
とても便利なので是非一度目を通してみてください!
スケジュールの組み方のコツ
子連れ旅行のスケジュールはとにかく余裕を持つことが最重要です。普段とは違う環境ではお子様が急に熱を出したり、静かな場所で大騒ぎしてしまったり…と何が起きるかわかりません。以下のことに気を付けておけば、多少は何かあっても大丈夫です。
・目的地の休業日、営業時間の確認(到着してからやっていない!ということのないように)。
・天気予報を確認、考慮したスケジュールに。
・昼寝と遊び(疲れさせてしっかり寝てもらうため)はしっかり取り入れる。
・普段とあまりスケジュールが変わらないようにできる限り配慮する。
・必ず訪れる場所の事前予約をする(時間的に微妙な所は予約してもいけない可能性もあるので、キャンセル料の有無を考えたうえで予約する)。
・何かあってもゆったりした気持ちを持つ。(意外と大事!)
初めてでも2回目以降も子連れ旅行は楽しみではあるものの心配もつきません。
しかし、事前に準備を入念にしておけば、思い出に残る旅行になること間違いなし!夫婦2人の旅行とはまた別の楽しさがあります。
コロナ対策をしっかりして、素敵な旅行となるよう願っております。
ライター:事件多めの秘境トラベラー