おでかけ・旅行

海外旅行の治安対策はこれ!気を付けたい6つのこと

「海外は治安が悪い」そんな事を耳にした事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。これに対して不安になりすぎる必要はありませんが、事実でもあります。

ただ、ある程度気を付けて観光すれば防げることがほとんどなので、旅行を楽しみながらもいくつか気を付けていただきたい内容をご紹介します。

観光用のバッグはファスナー付きで

海外旅行のトラブルでよく耳にするスリ。これは観光地の人ごみの中で狙われることが多いです。

大きく口の開いたバッグは簡単に中のものを盗れてしまうため、観光用のバッグは必ずファスナー付きのものを選びましょう。

 

また、バッグの持ち方にも気を付けてください。例えば、斜め掛けのバッグは身体の前に荷物がある状態、リュックサックは身体の前で抱える、食事中はバッグを背中の後ろではなく膝の上に置くなど。

ファスナーがついているからと安心せず、荷物は常に身体から離さず、目の届くところに位置させることをおすすめします。

特に地図を見ている時や調べ物をする時、写真を撮っている時は周りに対する意識が薄れてしまいがちなので要注意です。

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携帯電話はバッグの中へ

今や海外でもWi-Fiさえあればインターネット検索、地図検索、SNSに写真をアップなど、なんでも便利に使えるため、携帯電話は旅行の必需品となっています。

バッグの中に入れず手に持っている時間も長くなりますよね。特にファスナー付きのバッグとなると出し入れの作業が面倒で余計に片づけることから遠のいてしまうのではないでしょうか。

 

ホテルやオプショナルツアー会社での手続き中(書類記入中)にカウンターに置いたまま、レストランで料理の写真を撮った後にテーブルに置いたままの携帯電話は要注意です。

持ち主が目の前にいても盗って逃げやすいような状況であれば、盗られてしまう可能性があります。パーカーや上着のポケット、ズボンの後ろポケットも狙われやすいので、面倒ですが「携帯電話は都度バッグの中へ」を徹底してください。

首から下げるベルトを利用して、携帯電話を首にかけておくのも一つですね。

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それって親切?お金を要求されることも…

海外の空港の到着出口を出た瞬間、現地の旅行会社、ポーター、家族、たくさんの人が出迎えています。ここで悪質ポーターにはご注意ください。

悪質ポーターとは、頼んでいないにもかかわらず旅行者の荷物を運び、その後法外なチップを請求するといった悪質なポーターのことを指します。必要のない場合は、はっきりとお断りください。

 

また主にハワイの市街地でよく見かけられる「オウムおじさん」にもご注意です。

肩にオウムを乗せたおじさんが観光客の肩にオウムを乗せて写真を撮ってくれたりするのですが、その後法外なチップを請求されるケースが多発しています。

海外の人はとても陽気でフレンドリーなので近寄ってしまいがちですが、海外では基本的にすべてのサービスに対して対価が生まれると思っていただいた方がいいでしょう。

厚意によるサービスに慣れている日本人、NOとはっきり言えない日本人は特に狙われやすいので意識してくださいね。

写真撮影、自ら人に頼む時も気を付けて

「旅行先では素敵な景色とともに記念写真を残したい」と、思う方は多いのではないでしょうか。

自分で携帯の内カメラを使って撮影する写真には映る範囲に限度があるので、日本では近くにいる観光客に頼んでシャッターを押してもらうことも多いかもしれません。

 

しかし海外では大切なカメラや携帯電話を持って逃げられる可能性があるため、気軽に自分のカメラや携帯電話を他人に預けることは要注意です。

また、上記と同じように写真を撮ったことを理由に法外なチップを請求される可能性もあります。このように、観光地には観光客のふりをしている悪質な人がいることも知っておきましょう。

裏路地の近道よりも大通りの遠回り

近年、旅行用のガイドブックを持ち歩かず携帯のマップアプリで目的地へ向かう方も多いのではないでしょうか。しかし、携帯のマップアプリでルート検索をされる際は、利用するルートに要注意です。

携帯のマップアプリは、目的地までの最短ルートを提示するものであり、治安の悪さや危険度等は加味していません。

そのため人通りの少ない裏路地を案内されることもあるので、遠回りであっても車の通る大通り、お店が立ち並ぶ人通りの多い道を選ぶことをお勧めします。

 

また利用する交通手段も同じです。公共交通機関を利用するのか、タクシーや専用チャーターを利用するのかを選ぶ際は、安全さを最優先して選ぶようにしてください。

例えば、ニューヨークやロンドンは地下鉄が24時間稼働していますが、深夜時間帯の利用はお勧めできません。

 

交通手段だけに限らず時間帯によっても治安の悪さや危険度は変わりますので事前の下調べもとても大切ですね。

時間には余裕をもって行動しよう

「海外は時間にルーズだ」とよく聞くのではないでしょうか。よく言えば時間にとらわれず思いのままに生活をする穏やかな国民性ですが、海外でバスを利用する際には気を付けてください。

基本的には時刻通りに来ないと思っていただいたほうがいいでしょう。私はハワイでバスに乗った際、急にエンジンが止まって運転手がいなくなったと思ったら20分ほどお昼休憩をとっていた…!ということがありました。

そうかと思うと予定時間より少し早い時間でもバスが行ってしまうこともあります。

 

また、ヨーロッパではデモ活動が多いため、急にバスが運休になったり道が封鎖されたりすることもあります。

予約しているオプショナルツアー・ディナー、チケットを取っている列車の駅・空港までの移動など、目的地に到着したい時間が決まっている際はあらゆる可能性を想定し、時間に余裕をもって行動しましょう。

まとめ

以上、海外旅行で気を付けたいこと6つのご紹介をしました。

ご紹介した内容はすべての人に起こりうる可能性があるため、海外では「日々の当たり前が当たり前ではなくなる」ということを前提に、周りに気を付けながらお過ごしください。

旅行を楽しんで素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!

 

ライター:京のなおみ