
空き巣被害にあわないために今すぐできる防犯対策
ニュース番組では毎日のように事件の報道がされています。
大変だなとは思いますが、どこか自分とは関係ないように思うこともあります。ただ事件はいつどこで起きるのかわかりません、明日には自分がニュースで報道されるかもしれません。
皆さんが事件の被害者にならないために今回は事件の中でもより身近に起きている空き巣について取り上げたいと思います。
住まいにおける犯罪で多い空き巣被害
住宅侵入窃盗は全国で年間36663件起きています。その中でも空き巣は22103件になり、全体の60.2%を占めています。
空き巣被害の多くは玄関の鍵の閉め忘れや窓を破っての侵入です。少しの間だけだから鍵を掛けなくても大丈夫、オートロックだから安全、2階だから空き巣は入らないと安心してはいけません。
空き巣はこのような少しの隙をついて侵入してきます。
侵入されやすい住まいの特徴
空き巣に侵入される原因として多く挙げられるは窓や玄関の鍵の閉め忘れです。
それ以外にも電気がついていない住まいや人通りが少ない場所、塀や植物などで死角になるところ、旅行などで長い間留守にしている、郵便物が入ったままになっているなど。
明らかに人が住んでいないように見える状況や周辺からばれる危険性がない場所では空き巣被害が多くなります。
被害にあわないようにするためには
まずは人が住んでいるように見せることが一番大事です。
簡単にできる防犯対策としては電気をつけっぱなしにしておくことです。これにより常に人がいると思わせることができます。
また人感センサー付きのライトを玄関など出入口に設置しましょう。突然電気がつけば人に見られたと思い、侵入をあきらめることもあります。
また、ちゃんと鍵をかけていてもピッキングで鍵を開けられ、空き巣に入られることもあります。
窓、玄関での防犯対策には1ドア2ロックが有効です。通常の鍵とは別に補付けることにより、ピッキング等で開けられることが少なくなります。ピッキングも5分以上かかると開けられないと侵入をあきらめるケースが多いです。
そのほかにも死角になるようなものを住まいの外に置かない、こまめに郵便物を取り郵便ポストをきれいに保ちましょう。これだけでも防犯効果はあります。
まとめ
空き巣の件数は年々減少しつつありますが、自分は大丈夫という油断は禁物です。常日頃から少しの間の外出の際でも玄関や窓の鍵を掛ける習慣を身につけましょう。
こまめな防犯対策により空き巣被害を未然に防ぐことができます。
参考サイト
平成30年の刑法犯に関する統計資料
https://www.npa.go.jp/toukei/seianki/H30/h30keihouhantoukeisiryou.pdf
ライター:でぃずきち