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蒸し暑い夏は服の素材選びが大事!服の素材おすすめ4選

年々暑さと湿度が増す夏。何もしなくても汗がにじみ出る季節は薄着をして涼しく快適に過ごしたいですね。

蒸し暑い夏を快適に過ごすためには服の素材選びがポイントです。数ある素材の中からおすすめを4種類ご紹介します。

綿(コットン)

通気性が高く、肌触りも良く吸水性に優れた、夏にぴったりの素材です。天然素材の為、汗でかぶれやすい敏感肌の方、大量に汗をかくお子様や汗をかきやすい方にも安心して取り入れていただけます。

 

夏は涼しく冬は暖かい素材のため、年中着用出来るのが良いところ。ですが、乾燥に時間がかかる素材でもあるため、汗を吸った服をそのまま着用すると雑菌が繁殖しやすくなり、嫌な匂いの原因になることもあります。

 

シワになりやすく型崩れしやすい点もありますので、気になる方は綿(コットン)100%ではなくポリエステルが含まれている服を選ばれると良いですね。

麻(リネン)

麻(リネン)は吸湿性と通気性、速乾性に優れ、熱を放出する素材で夏に最も適した天然素材です。耐久性にも優れ、汗を吸っても肌に張り付かず、すぐに乾きます。

 

購入後の真新しい時は硬さがあり、ゴワゴワ・チクチクすると感じる方もおられますが、洗えば洗うほど柔らかくなり、長く愛用いただける素材です。

ソフトリネンも販売されていますので肌に合うリネンを選んでくださいね。

 

元々シワがある素材ではありますが、畳まずに長時間放置したり脱水しすぎるとシワになりやすく、洗濯中に縮んだり色移りする場合もありますので、必ずネットに入れて洗濯することをおすすめします。

シルク(絹)

汗をすばやく吸収し、放湿性にも優れた肌触りの良い素材です。肌にべたつかない良い面がありますが、デリケートな性質の素材でもあります。

汗をかいてそのまま放置しておくと変色し、変色後の色が落ちにくくなったり、湿度が高いと汗染みが出来たりします。

 

虫にくわれやすくカビが発生しやすいといったデメリットがありますので、着用と保管にはお気を付けください。

ジャージー

ジャージー素材はメリヤス編みという緩めの編み方でニットに伸縮性を持たせた生地で、編み物の編み方の一つです。

 

ジャージという言葉から連想しやすいのが、運動する際などに着用するジャージも同じメリヤス編みの生地ではありますが、使われている素材によって名称が異なり、運動時に着用するジャージはポリエステルが多く使われています。

耐水性に優れてはいますが、汗は吸いにくい特徴があります。

 

それに対して、綿のように汗をすいやすい特徴を持つのが「スウェット」。

スウェットは表地がジャージ素材、裏地がタオル地になっているため、生地がしなやかで肌触りが良く体操服やスポーツウェアにも取り入れられています。

 

ジャージ素材の物でも使われている素材で名称も特徴も変わってきますので、ご購入の際は使用されている素材を確認しつつ、吸湿性に優れた商品を選んでくださいね。

快適な夏を過ごすには着用する衣類の素材選びが鍵!

夏物の衣類がお店に並び始めると「綿(コットン)100%」とか「麻(リネン)100%」といった商品が並びますね。

他の素材と組み合わせたシワになりにくい等の商品も多数販売されていますが、素材選びを間違うと薄着なのに暑い!なんてことに。

 

綿100%でもデニムは通気性があまり良くないため、夏は避けた方がという物もあります。

 

ポリエステル、皮、ビニールなどは、耐水性はあるが吸湿性があまり良くない素材という特徴がありますが、綿のデメリットであるシワになりやすい綿をポリエステルと組み合わせることでシワになりにくい商品になっている服もあります。

身にまとう服の素材を見直して、年々暑さと湿度が増す夏を快適に過ごしましょう!

 

ライター:パン旅をする埴輪 / エディター:甘夏みかん