
ハワイ・ワイキキトロリーの乗り方・ルート・メリットをご紹介
ハワイの中心オアフ島に滞在するなら、観光やショッピングにはトロリーバスの利用が便利で安心です。
今回は2022年1月現在、運行を再開しているワイキキトロリーをご紹介します。
トロリーバスとは?
ハワイで運行している、窓にガラスが入っていない吹き抜けの観光客用巡回バスです。横向きに座るタイプのバスもあれば、正面を向いて座る座席配置のバス、2階建てのバスもあります。
オアフ島内には、
「ワイキキトロリー(エノアコーポレーション運営)」
「LeaLeaトロリー(エイチ・アイ・エス運営)」
「Hi Bus 、OLIOLIトロリー(JTB運営)」
「レインボートロリー(ジャルパック運営)」
の全部で4社のトロリーバスが運行しています。
旅行会社が販売するパッケージ商品には、トロリーバスのパスが含まれているコースも多く、それぞれ車体や色、運行ルートも異なっています。
トロリーバスが便利でおすすめのポイントは3つ
①パスを見せるだけで乗車できる
ほとんどの場合、運行旅行会社のパッケージ商品を申し込まなければトロリーバスの利用は出来ませんが、旅行を申し込むだけで現地での手続きは不要です。
そしてトロリーバスのパスが含まれる旅行商品の多くは、滞在中乗り放題パスが含まれているため、ハワイ到着日から帰国日まで何度も利用できます(※最大利用可能日数の制限がある場合もあります)。
現地到着後に必要書類等のお渡しがあり、その中にトロリーバスのパスが含まれていますので、乗車時にそのパスを見せるだけで利用できます。
「ワイキキトロリー」と「LeaLeaトロリー」は、現地でもパスを購入でき、パッケージ商品を申し込んでいるかに関わらず、パスを購入すればどなたでも利用可能です。
②日本語のルートマップ取得で安心
事前にルートマップを入手すれば、どのラインがどこ行きで、どのバス停で停車するのか、どれくらいの間隔で運行するのかが把握できます。
ルートマップは安心の日本語記載のため、とても分かりやすく、時間を有効に活用できますよ。
運行ルートは予告なく変更になる場合がありますので、現地到着後ルートマップを入手し、最新情報を確認しましょう。公式サイトは最新情報が更新されていない場合もありますのでご注意ください。
※新型コロナウィルスの影響により、2022年1月現在はワイキキトロリーのみ運行しています。各社再開時期は未定です。
③言葉の心配がいらない
社内アナウンスは英語ではありますが、停留所を何度かアナウンスしてくれるほか、必ず各バス停に停車しますので、降車意思を伝えなくても目的のバス停で降車できます。
周りの景色に見とれていると、うっかりアナウンスを聞き逃し、降車し忘れてしまうことがありますので、トロリーバスを楽しみながらもお気を付けくださいね。
ワイキキトロリーと4つのライン
主要な観光地やショッピングエリアへの移動に大変便利で、人気エリアへの移動をほぼ網羅しています。オレンジ色の車体が目を引く、ハワイを代表する人気トロリーバスの一つです。
ルートは充実の6ラインとなっていますが、2022年1月現在は、新型コロナウィルスの影響で運行ルートは全部で4ライン。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、海外からの観光客受け入れを制限し、トロリーバスの需要も減少したこともあり、しばらく運休していました。
しかし2021年6月15日にレッドライン、ピンクライン、グリーンライン、ブルーラインの合計4ラインが運行を再開。
2022年1月現在も同じく4ライン(ピンクライン、レッドライン、グリーンライン、ブルーライン)が運行しています。
6つのラインの中でもアラモアナセンターへ行く「ピンクライン」は特に人気で利用者が多く、2階建てのバスが運行しています。座る席に指定はありませんので、空いている席をご利用ください。
ワイキキトロリーの車体は目をひくオレンジ色。どのバスかがわかりやすい他、バスの正面にライン名が書かれているので、乗り間違いをするといった事も少ないです。
ワイキキトロリーを含めた全てのトロリーバスに言える事ですが、乗車人数が多い時間帯は、目的のトロリーバスが来ても満員で乗車出来ず、次のバスが来るのを長い列に並んで待たなければならない場合もあります。
次の予定がある場合は、時間に余裕を持って利用されることをおすすめします。
ワイキキでトロリーバスの姿を見ると、ハワイに来たなと感じるポイントの1つでもあります。
新型コロナウィルス感染者が減少し、ハワイ州の制限緩和に伴って観光客が増加すると、運行ルート数等も本来の運行状況に戻る予定となっています。ハワイ旅行再開が楽しみですね。
レッドライン(ハワイ文化観光コース)
ハワイについてもっと知りたい方や、初めてのハワイを旅行する方には、絶対おすすめです。
イオラニ宮殿やカメハメハ大王像、チャイナタウンやダウンタウンへの観光に大変便利です。
ピンクライン(ワイキキ/アラモアナショッピングシャトル)
一度は訪れたいショッピングスポットが盛りだくさん。ショッピングが好きな方にはとても便利です。
ワイキキ最大のショッピングセンター、アラモアナセンターへも行けますよ。
グリーンライン(ダイヤモンドヘッド観光コース)
ダイヤモンドヘッド周辺の素晴らしい眺めを満喫したい方におすすめです。
ホノルル動物園やワイキキ水族館、カピオラニ公園への観光のほか、ダイヤモンドヘッド・クレーター(内側・外側)でも停車しますので、ダイヤモンドヘツドハイキングをしたい方はぜひご利用ください。
土曜日の午前のみ、KCCファーマーズマーケット前にも停車します。
ブルーライン(パノラマコースト観光コース)
ハワイの素晴らしいパノラマビューを体験したい方に最適です。オアフ島東海岸の素晴らしいコーストラインをお楽しみいただけます。
ハワイらしい青い海と自然の美しさが堪能できます。
まとめ
ハワイ・オアフ島内観光には、トロリーバスが大変便利で安心ですが、オアフ島の主な観光地とショッピングエリアへの運行が中心となっています。
オアフ島には、島全体をほぼ網羅する程の運行ルートがある、路線バスの「ザ・バス」が運行していますので、トロリーバスが運行していない場所へは「ザ・バス」を利用されるのも一つの方法です。
とは言え、慣れない土地での公共交通機関利用は、このバスで合っているのかな?ちゃんと目的地のバス停で降車できるかな?など、不安と緊張でドキドキ、ハラハラします。
人気スポットへのオプショナルツアーもありますので、ご自身にあった方法で観光を楽しんでくださいね。
ザ・バスの利用方法などが気になる方は「オアフ島の路線バス「ザ・バス」の乗車方法と注意点」もご参照いただき、ご自身に合う方法で観光を楽しんでくださいね。
ライター:パン旅をする埴輪 / エディター:甘夏みかん